不動産で耳にする言葉で「これ、どういう意味?」ってありませんか? 法律に基づいては色々と厳密に細かくありますが、こちらでは簡単にわかりやすくご説明いたします!
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■建築条件付き土地 |
土地を売るに当たって、一定期間内に特定の建設会社と建築請負契約を結ぶことを条件にしているもの。
簡単に言うと、その土地を購入する為に、基本的に決められた建設業者で建物を建てなければならない条件がついている土地のことです。
本来、土地の売買に建築条件を付けることは独禁法違反になるが、次の場合のみ許される。(1)土地売買契約後3か月以内に建築請負契約が成立することを停止条件とすること(2)請負会社は土地の売主、その子会社、代理人に限ること(3)建築条件が成立しない場合は預かり金などを返還し、契約を白紙撤回すること。
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■セットバック |
二項道路に接している敷地で、道路の境界線を後退させることです。
セットバックした部分は道路と見なされるので、その部分に建物を建築することはできません。
また、建ぺい率・容積率の計算の基になる敷地面積に含めることも不可とされます。
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■建ぺい率 |
敷地面積に対する「建築面積」の割合のことを言います。
用途地域と都市計画の指定によって上限が定められています。
たとえば、建ぺい率60%地域の200平方メートルの敷地には[200平方メートル×60%=120平方メートル]となり、建築面積120平方メートルまでの建物が建てられます。 |
■容積率 |
敷地面積に対する延床面積の割合のこと。
こちらも用途地域と都市計画の指定によって上限が定められています。
たとえば、容積率200%の地域で敷地面積200平方メートルの場合[200平方メートル×200%=400平方メートル]となり、延床面積400平方メートルまでの建物が建てられます。 |
■利回り |
投資に対する利益の回収割合のことを言います。
不動産では、投資額に対する年間の賃料収入の割合を「還元利回り」といいます。賃料収入から管理費や税金などの経費を除いた純収入を基に計算する場合を「実質利回り」「純収益率」と呼び、経費を引く前の総収入を基に計算する場合は「表面利回り」、将来の売却益も含める時は「投資利回り」といいます。 |
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